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【あらすじ】

かつて一人の神様が紛れ込み、やがて神々御一行まで訪れたホテル神山。

そこに居るのは、信じる心と言葉で、どんなお客様の心の扉も開けてきた名物コンシェルジュ。

しかし、その奇跡は…開けてはいけない扉の向こうにまで届いてしまったらしい。

 

その夜、ホテルに現れたのは、“あちら側”から来た一人のツアーコンダクター。


引率するのは、宿泊名簿には記せない、まだ旅を終えられないお客様たち。


何かしらの未練を抱えたお客様を、無事に“送り出す”こと。それが、これまでどんなお客様も

“迎え入れる”ことで奇跡を起こしてきたホテル神山に託された、新たな依頼だった。

 

さらに、期せずして着任する支配人代行。お客様を心で迎えるいつものスタッフと、数字で管理する支配人代行。

正反対の方針がぶつかり合い、あちら側の御一行まで巻き込んで、ホテルはまたしても大混乱へ!

 

それでもコンシェルジュは、いつものようにお客様を信じ、迎え入れる。けれど、そのお客様の中に――。

 

信じていたから見えていた、聞こえていた、届いていた。

今宵、彼が向き合うのは、自分の中でずっと閉じたままだった扉。

 

奇跡のホテルコメディ、シリーズ三作目にして堂々の完結編。

これは、あなたの、そしてあなたにとって大切な誰かの――チェックアウトの物語。

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