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超能力使ったら、落第(アウト)。
エスパー達が私生活での国の監視下から解放され、 能力に頼らず普通の生活を送るようになる為の学校、国立超能力抑制学校、通称「NPSS」。
本日はその卒業式。自由を目前に控え、意気揚々と式にのぞむ生徒達。
だがそれは、卒業できると油断した彼らに課せられた、最終試練の場であった。
卒業の最後の条件は、式中に絶対に能力を使わないこと!
次々と現れる来賓という名の刺客達に、超能力抜きで立ち向かうことを義務づけられたエスパー達。しかし、卒業できる人数には、定員が定められていたのだった−−−−。
仲間を取るか?自由を取るか?果たして、エスパー達が下した選択は!?
これは、普通とは何かを問う……ワンシチュエーションでSF的な、会話劇!!
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